保険の必要性

なぜ保険は必要なのですか?

私たちは、病気や事故、災害などにより、いつ死亡したり入院したりするかわかりません。
一方、長生きした場合でも、いつまでも十分な収入があるとは限りません。
私たちは、一生を通じて、収支のバランスが崩される危険性にさらされているのです。したがって、これらの危険に対して事前に十分な準備をしておくことが必要です。

でも、病気しても、高額医療費制度(※1参照)があるから、必要ないのでは?

高額医療費の対象とならない『医療費』もたくさんあるんですよ。
たとえば「差額ベッド代」や、一般病棟でも「入院中の食費、居住費、患者の希望によるサービス」「自由診療」「先進医療費の技術料」は、高額医療費の対象とはなりません。
また、1回の入院でも、月をまたぐと月毎の治療費の計算になります。

そうなんですね。
入院したら、病院の支払い以外の出費も考えておかないといけないのですよね。

そうですね、まず寝衣代ですね。
入院中は、一日中パジャマ等の寝衣を着てますから、普段より数が必要になり、場合によっては、前が全開できる寝衣を用意しなければなりません。
その他、家族の方の交通費や、お見舞いの返礼品代等がありますね。
それから、お仕事を休まないといけなくなるので、お給料などの収入の補てんも考えておかなければいけません。

でも、それは傷病手当金が出るでしょ?

はい、そうですね。その傷病手当金は、どれくらいの金額が貰えるかご存知でしょうか?

いいえ。

傷病手当金の計算式は「標準報酬月収÷30(日)× 2/3」(※2参照)が支給額となります。
では、支払期間の最長はご存知でしょうか?

えっ! 休んでいる期間は、ずーっと貰えるんじゃないんですか?

イイエ、最長で1年6ヵ月なんです。

そうなんですね。
入院した時は、出費のことと、収入が減るかもしれないことも考えておかないといけないんですね。
でも、死亡保険金はいらないですよね、遺族年金があるから!

そうですね、遺族年金が支給されることになりますが、ただ末子の方が、18才になられるまでですから、大学や、専門学校等に進まれた場合、その頃の支給はありません。

保険の必要性が、少し分かってきました。
でも保険って、種類も多いし、ネットや通販が安そうですけど、どんな保険に加入したら良いのか難しいですよね。

そうですね。保険って形のない商品ですから、どのような保険が必要か、またどんな保障がどれくらいの金額(高さ)、どれくらいの期間(長さ)かも分からないかと思います。
当社では、通販でも加入できる保険会社の商品も、ご説明差し上げる対面販売をやっております。
対応させていただくライフプランナーは、国家資格の「2級ファイナンシャルプランナー技能士(AFP協会会員)」を始め多くの資格を有しており、お客様は安心してご相談いただけます。
一度お気軽にご連絡ください。
※1「高額医療費制度」とは?
高額な医療費を支払ったときは高額療養費で払い戻しが受けられます。
全国健康保険協会
高額療養費とは、同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度です。医療費が高額になることが事前にわかっている場合には、「限度額適用認定証」を提示する方法が便利です。
※2「標準報酬月額」とは?
標準報酬月額・標準賞与額とは?
健康保険・厚生年金保険では、被保険者が事業主から受ける毎月の給料などの報酬の月額を区切りのよい幅で区分した標準報酬月額と税引前の賞与総額から千円未満を切り捨てた標準賞与額(健康保険は年度の累計額573万円、厚生年金保険は1ヶ月あたり150万円が上限)を設定し、保険料の額や保険給付の額を計算します。
健康保険制度の標準報酬月額は、健康保険は第1級の5万8千円から第50級の139万円までの全50等級に区分されています。また、健康保険の場合、標準報酬月額の上限該当者が、3月31日現在で全被保険者の1.5%を超えたときは、政令でその年の9月1日から一定範囲で標準報酬月額の上限を改定することができることになっています。
全国健康保険協会